2020年の改正省エネルギー法の施行は私達が実践する伝統的構法による建物にも大きく影響しようとしています。構造や仕上材としての立役者でもある「土」や「板」のデータが低い事が一番の理由のように考えられます。情緒的に考えられていた伝統構法も構造面では変形性能に代表されるように数字で解明されると飛躍するものです。伝統構法での省エネルギーな建物としての道もその性能や改正省エネ法の輪郭が見えてきた今は、方法が分かってきた様子です。7月に行われました「伝統構法設計検討委員会」の発表は国の指針が見える事もあり、注目を浴びました。松井さんはそこの委員会にも所属しています。伝統構法を推し進めてきました松井郁夫さんはこの改正省エネ法にも解答を出そうとしています。
皆様も万障お繰合わせの上ご参加頂きますよう御案内申し上げます。