設計者は良く木を知らないと言われてしまいます。確かに図面だけを描き、そのまま大工さんに渡し上棟を待つ設計スタイルでは仕方がない事かもしれません。設計者は「ものつくり」をしています、「ものつくり」の半分の楽しみをそこで捨てている事になりそうです。「ものつくり」の醍醐味は如何にそのものに深くかかわるかにありそうです。設計や施工の自身の探求心を満たす事や他人の意思の伝達を深くする為の最たる方法が「直営」ではないでしょうか。今回講師でお越し頂く宇野友明さんのつくる建物の優れたデザイン性の中にある素材感や形態は、群を抜くものがあります。以前より施工形態は「直営」方式を取り「職人と面と向かって仕事をしたい」を実現しています。そして、その方式が彼のつくる「かたち」に深くかかわっている様に思います。今回は彼のデザイン性のみならず「直営」という、設計者としての立位置から生まれる仕事の進め方を勉強したいと思います。
皆様も万障お繰合わせの上ご参加頂きますよう御案内申し上げます。

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