今、伝統構法をやろうとした時に「大工職人」のもっている「技」は、重要な要素になります。継手・仕口の納め方や寸法は、そこの強度が数字でわかってきた以上、その部分の裏づけの話が出来る人とその部分の加工の出来る人と両方必要になるのが、少なくとも現在スタートラインの様です。設計者はその裏づけを取る仕事にあたるにはさほど時間はかからない様に思えますが、加工をする「大工職人」の技術力・考え方はそうはいきません。「すみつけ」「手きざみ」がちゃんと出来る「大工職人」がこれからは多く必要になってきます。今回は1人でも多くの「大工職人」に伝統構法に携わって頂きたいと願い、大工さんや設計者へのメッセージとして勉強会を予定しました。
是非、皆様も万障お繰合わせの上、ご参加頂きますよう御案内申し上げます。
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