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一条工務店とアイ工務店を比較|性能派と間取り派、どっちに合う?

一条工務店とアイ工務店で迷っている人向けに、UA値・C値・標準仕様・坪単価・間取りの自由度を公式の数字で並べました。性能を優先する人と間取りを優先する人、それぞれに合う会社と契約前に聞くことがわかります。

一条工務店とアイ工務店を比較|性能派と間取り派、どっちに合う?

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日曜の夜、夫婦で一条工務店工務店地元で、一棟ずつ相談しながら家を建てる会社。社長や設計者と直接話せることが多いです。とアイ工務店の資料を並べてみる。ところが、ネット記事を開くたびにUA値も坪単価坪単価建物の値段を広さ(坪)で割ったもの。1坪は約3.3㎡で、畳2枚分くらいです。会社によって「どこまで含めた値段か」が違うので、数字だけを比べると見誤ります。も違う数字が出てくる。「で、どれが本当なの?」と手が止まりますよね。

この記事でわかること

  • 2社の断熱と気密の数字を、公式の値だけで比べる方法
  • 標準で付く設備と、35坪で建てたときの総額の目安
  • 自分が「性能派」と「間取り間取り部屋の数や配置のこと。「3LDK」は、部屋3つ+リビング・ダイニング・キッチン、という意味です。派」のどちらか、そしてどちらの会社が合うか

この記事の結論

公式の数字をそろえて並べると、一条工務店は「性能と設備がまとめて標準で付く家」、アイ工務店は「1cm単位で間取りを詰められる家」です。迷ったら、同じ坪数・同じ地域で両社に見積もりと間取りを頼み、総額と性能の数字を並べて決めましょう。

  • 床暖房や換気まで最初から付いた暖かい家がいい → 一条工務店
  • 敷地や家具に合わせて間取りを細かく調整したい → アイ工務店
  • 決めきれない → 同じ坪数・同じ地域で両社に見積もりと間取りを頼む

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設計の先生
設計の先生

2社とも、数字の出し方にクセがあります。表の数字が「公式」か「ネット記事」かを分けて読むだけで、ぐっと迷いが減りますよ。

この記事の目次
  1. 一条工務店とアイ工務店、私はどっち?
  2. 断熱と気密の数字、どっちが上?
  3. 標準で付く設備は?床暖房と換気の扱い
  4. 結局いくら?35坪で建てたときの総額
  5. 間取りを変えたら?契約前に聞いておく5つ
  6. Q. 一条工務店とアイ工務店はどちらが断熱性能が高いですか?
  7. Q. 一条工務店の断熱等級7は、どの商品でも標準ですか?
  8. Q. アイ工務店の見積もりが一条工務店より高くなることはありますか?
  9. まとめ
この記事に出てくる言葉 8個・押すと意味が出ます

本文の点線の言葉こんなふうに押すと、ここに意味が出ます。も、押すと意味が出ます。

  • 付帯工事費家の外側や準備の工事のお金。水道やガスを引き込む工事、地盤の補強、古い家の解体などです。本体とは別に必要になります。
  • 坪単価建物の値段を広さ(坪)で割ったもの。1坪は約3.3㎡で、畳2枚分くらいです。会社によって「どこまで含めた値段か」が違うので、数字だけを比べると見誤ります。
  • 容積率土地の広さに対して、延床面積がどこまで許されるかの割合。何階建てで、どのくらいの広さまで建てられるかがこれで決まります。
  • 工務店地元で、一棟ずつ相談しながら家を建てる会社。社長や設計者と直接話せることが多いです。
  • 本体工事費家そのものを建てる工事のお金。基礎・柱・屋根・壁・内装などです。カタログの坪単価は、ふつうこの本体だけの数字です。
  • 標準仕様その会社の基本の価格に含まれている設備や材料のこと。これ以外は「オプション」で、追加のお金がかかります。
  • 諸費用工事以外にかかるお金。登記の手数料、ローンの手数料、火災保険、税金などです。多くはローンに入れず、現金で払います。
  • 間取り部屋の数や配置のこと。「3LDK」は、部屋3つ+リビング・ダイニング・キッチン、という意味です。
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一条工務店とアイ工務店、私はどっち?

何を優先するかで選ぶ 性能優先? はい いいえ 一条工務店 設備ごと標準 アイ工務店 1cm単位設計

性能を取るか、間取りを取るか。2026年11月時点の両社の公式サイトを読み比べると、強みはこの一点ではっきり分かれます。

全館床暖房や全館換気などを標準仕様標準仕様その会社の基本の価格に含まれている設備や材料のこと。これ以外は「オプション」で、追加のお金がかかります。としてまとめて付けるのが、一条工務店です。

一条工務店の公式トップページ
一条工務店の公式トップページ(ichijo.co.jp・2026-11-06時点の画面)

対するアイ工務店の売りは、空間の幅を1cm単位で調整できる自由設計です。

アイ工務店の公式トップページ
アイ工務店の公式トップページ(ai-koumuten.co.jp・2026-11-06時点の画面)
比べる項目 一条工務店 アイ工務店
断熱(公式の表記) 全棟 断熱等級6以上 UA値0.28以下
気密 C値(公式の平均実測値) 0.59 0.32(約束値0.5以下)
坪単価(民間記事の目安) 57〜84万円(本体) 50〜80万円
間取り(公式の表記) 商品ごとに担当者へ確認 1cm単位・尺かメーターを選べる

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選び方の基準:両社の公式サイトに書かれた数字を優先し、公式に無い坪単価だけ民間記事の目安を使いました。

要するに、「設備ごと任せたい」なら一条工務店、「間取りを自分で詰めたい」ならアイ工務店です。

断熱と気密の数字、どっちが上?

断熱は、同じ物差しでは比べられません。気密は、アイ工務店の公式平均のほうが小さい数字(すき間が少ない側)です。ただし測り方が違います。

先に言葉を整理しますね。

  • UA値(家の外へ逃げる熱の量の目安):小さいほど暖かさが逃げにくい
  • C値(家のすき間の合計を床面積で割った数):小さいほどすき間が少ない
  • 断熱等級(国が決めた断熱の段階):数字が大きいほど上。2022年に等級6と7ができた

「全エリアUA値0.28以下」と、数字ではっきり書いているのがアイ工務店です。注記には「プラン、建物の大きさにより異なる場合があります」。ちなみに、同社のページではZEH基準のUA値は0.6以下と紹介されています。

数字ではなく等級で書くのが一条工務店。「標準仕様で全国どこでも断熱等級6以上」とあります。さらにGRAND SMART(グラン・スマート)とi-smart(アイ・スマート)は断熱等級7が標準です。こちらも「間取りや採用する仕様によっては満たせない場合がある」と注記つき。

読者

ネットで見た一条工務店のUA値は、信じていいの?

ネット記事に載っている一条工務店の具体的なUA値は、公式サイトの公表値ではありません。アイ工務店も、公式の0.28以下とは違う数字を載せた記事があります。私は、比べるときは公式の表記だけを使い、自分のプランの計算値は後から聞く、という順番が一番迷わないと考えています。

C値の測り方 一条工務店 0.59 建築中間時 アイ工務店 0.32 第三者測定 約束0.5 vs

気密の条件を表にします。

C値の条件 一条工務店 アイ工務店
公式の平均実測値 0.59cm²/m² 0.32cm²/m²
いつ測るか 建築の途中(中間時) 公式に時期の記載なし
誰が測るか 公式に記載なし 全棟、第三者が測定
約束値(この値以下にする) 公式に記載なし 0.5cm²/m²以下

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調べていて引っかかったのは、ここです。平均値は「みんなの家の平均」で、あなたの家の保証ではありません。測り方や測る人が会社ごとに違うので、「私の家はいつ、誰が測って、結果を紙でもらえますか」と聞けば済みます。

設計の先生
設計の先生

C値の数字は、測るタイミングで変わりやすいんです。小さい数字を比べるより、自分の家の測定結果を書面でもらえるかを確かめておくといいですよ。

要するに、断熱は「一条工務店は等級、アイ工務店はUA値」と書き方が違います。どちらも自分のプランの数字を聞くのが一番確かです。

標準で付く設備は?床暖房と換気の扱い

標準仕様(追加料金なしで最初から付く設備)の中身は、2社で方向がかなり違います。

標準仕様の項目 一条工務店 アイ工務店(N-ees)
暖房・換気 全館床暖房、全館換気「ロスガード90」 公式ページに記載なし(要確認)
窓 防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ 高性能トリプルガラスサッシ
外壁・屋根 全面タイル外壁 シーリングレスサイディング、セラミック瓦
キッチン 食洗機付き、高さ3段階から選べる ペニンシュラキッチン
構造・断熱 耐震等級3を全商品で標準 ダブル断熱(外張り45mm+充填100mm)

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床暖房は、キッチンやお風呂、トイレ、廊下まで含めて「生活スペースのほぼ100%」をカバーすると、一条工務店の公式に書かれています。暖房器具を部屋ごとに買い足す計画が要らない。地味ですが大きいところです。

断熱材を外と内の2重に入れ、屋根には300mmのウレタンを入れるのが、アイ工務店の構成。設備より「家の箱」の性能に力を入れている印象でした。

気をつけたいのは注記です。一条工務店は「標準仕様は商品タイプや建築条件によって異なる」「廃盤品が含まれる場合がある」と書いています。展示場で見た設備が、自分の商品でも標準かは別の話なんです。

要するに、設備までまとめて決めたいなら一条工務店、設備は自分で選んで足したいならアイ工務店です。

結局いくら?35坪で建てたときの総額

この章を開く(約2分)両社とも公式の価格表はないので、民間記事の目安を使います。

両社とも公式の価格表はないので、民間記事の目安を使います。2026年1月時点の民間記事(神奈川県・35坪・本体工事費本体工事費家そのものを建てる工事のお金。基礎・柱・屋根・壁・内装などです。カタログの坪単価は、ふつうこの本体だけの数字です。・税込)では、一条工務店のi-smartは坪81万円でした。

35坪なら、本体だけで2,835万円です。

本体工事費(建物そのものの工事代)のほかに、付帯工事費付帯工事費家の外側や準備の工事のお金。水道やガスを引き込む工事、地盤の補強、古い家の解体などです。本体とは別に必要になります。(水道の引き込みや地盤の補強など、建物の外側の工事)と諸費用諸費用工事以外にかかるお金。登記の手数料、ローンの手数料、火災保険、税金などです。多くはローンに入れず、現金で払います。(登記やローンの手数料など)がかかります。民間の目安では、この2つで本体の25〜30%ほど。

35坪の総額の内訳例 ¥ 2,835万 709〜851万 本体工事費 付帯・諸費用 土地代は別

足すと、一条工務店のi-smartで35坪なら約3,544万〜3,686万円。土地代は入っていません。

もう一方、アイ工務店の坪単価は、民間記事で50〜80万円(N-eesは50〜70万円)。ただしこの記事には時点が書かれていません。N-eesで35坪なら、本体1,750万〜2,450万円、付帯と諸費用を足して約2,188万〜3,185万円が目安になります。

読者

じゃあ、アイ工務店のほうが安いってこと?

そう決めるのは早いです。坪単価は、何坪で、どの地域で、どこまで含めて計算したかで大きく動きます。両社で見積もりを取った人の、こんな声もありました。

「価格は少し前までは安かったので、性能と価格のバランスは業界でもかなり評判だったが、今は普通。」

Yahoo!知恵袋の回答(2025年1月)

値上げの話もあります。民間記事によると、一条工務店は2026年1月に多くの商品で坪3,000円の値上げがありました。次の改定時期は発表されていません。

「お金のことを気にしなければ一条工務店を選ぶ人が多いと思いますが、払っていけない一条工務店に住むよりも払っていけるアイ工務に住んだ方が幸せ度は高いんじゃないかと思います。」

Yahoo!知恵袋の回答(2024年8月)

この声、私はかなり腑に落ちました。月々払えるかどうかは、性能の数字より先に決めておくことだからです。

設計の先生
設計の先生

坪単価は「本体だけ」の数字がほとんどです。見積もりをもらったら、付帯工事と諸費用まで入った総額で並べてみるといいですよ。

要するに、坪単価はネットの数字で決めず、同じ35坪・同じ地域の総額見積もりで比べましょう。

間取りを変えたら?契約前に聞いておく5つ

この章を開く(約2分)間取りから契約まで 1 2 3 4 間取り 数値計算 書面確認 契約 契約前 契約後…

間取りから契約まで 1 2 3 4 間取り 数値計算 書面確認 契約 契約前 契約後

間取りを変えると、性能の数字も変わります。両社の公式が、UA値や断熱等級に「プランによって異なる」と注記しているからです。

リビングや収納の幅を1cm単位で調整できるのが、アイ工務店の自由設計。基準の寸法も、尺(91cm)とメーター(100cm)から選べます。高さ1.4mのハーフ収納、スキップフロア、ロフトも提案していて、1.4m以下の収納は容積率容積率土地の広さに対して、延床面積がどこまで許されるかの割合。何階建てで、どのくらいの広さまで建てられるかがこれで決まります。(土地に対して建てられる床面積の割合)に含まれないとされます。扱いは自治体で違うとの注記つきです。

商品が多いのは一条工務店のほうで、GRAND SMARTやi-smart、グラン・セゾン、平屋などがあり、どこまで自由に変えられるかは商品ごとに違います。公式サイトでは読み切れないので、担当者に「この商品でどこまで変えられますか」と聞くのが早いです。

自由設計を検討している人自身が、こう書いていました。

「かと言って、アイ工務店で好き放題いじるとUA値、C値ともに高くなってしまうため気をつけたいと思います。」

Yahoo!知恵袋の質問者の追記(2024年8月)

私なら、間取りが固まった段階で次の5つを両社に聞きます。

聞くこと 聞き方の例
1. UA値・断熱等級 「この間取りでの計算値を書面でください」
2. C値の測定 「いつ測って、結果はもらえますか」
3. 標準仕様の範囲 「この見積もりの標準と追加を分けてください」
4. 地域の施工実績 「この地域で何年、何棟建てていますか」
5. 保証と点検 「保証の年数と、無料点検の時期を教えてください」

← 横にスクロールできます →

設計の先生
設計の先生

間取りを大きく変えたら、その都度「数字は変わりましたか」と聞くだけで大丈夫。言いにくいことではないので、遠慮なく聞いておくといいですよ。

要するに、間取りが決まったら性能の数字を計算し直してもらい、紙で受け取ってから契約に進みましょう。

予算の組み方から考えたい人は、注文住宅の総額の内訳を先に読むと、見積もりの読み方がわかります。

よくある質問

Q. 一条工務店とアイ工務店はどちらが断熱性能が高いですか?

A. 公式の数字では、同じ物差しで比べられません。アイ工務店は「UA値0.28以下」、一条工務店は「全棟断熱等級6以上、GRAND SMART・i-smartは断熱等級7標準」と書き方が違うからです。自分のプランの計算値を両社に出してもらうのが確かです。

Q. 一条工務店の断熱等級7は、どの商品でも標準ですか?

A. いいえ、断熱等級7が標準なのはGRAND SMARTとi-smartです。公式には「建築地やプラン、採用する仕様によっては対応できない場合があります」と注記されています。

Q. アイ工務店の見積もりが一条工務店より高くなることはありますか?

A. はい、プランや仕様、地域によっては起こります。両社とも坪単価の公式表がなく、標準に含まれる設備も違います。同じ坪数・同じ地域の総額で並べて比べましょう。

まとめ

  • 一条工務店は、全館床暖房・ロスガード90・トリプル樹脂サッシなどが標準で付き、全棟で断熱等級6以上をうたう会社です。
  • アイ工務店は、1cm単位の自由設計と、UA値0.28以下・C値0.32(平均実測値)を公式に示す会社です。
  • C値の平均は測り方が違うので、自分の家の測定時期と結果のもらい方を聞くのが確かです。
  • 坪単価は民間記事の目安しかありません。35坪のi-smartなら、付帯・諸費用込みで約3,544万〜3,686万円(土地代別)が一つの目安です。

次にやること
① 今の家賃と貯金から、毎月いくらまでなら払えるかを夫婦で決める → ② 両社に「35坪・同じ地域・総額込み」で見積もりと間取りを頼む → ③ 間取りが決まったら、上の5つの質問を書面で聞いてから契約を考える

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