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ホームインスペクションはいくら?中古と新築でどう違う?|自分の場合の料金がわかる

「この家、買って大丈夫?」と思ったときに頼める住宅診断の料金を、各社の公式価格で比べました。中古を買う前なら税込3.8万〜7.7万円程度から(N研38,000円〜)。新築は、引き渡し前の1回なら6万円台から、工事中の検査なら28.6万〜83.6万円です。床下・屋根裏の追加料金、国の建物状況調査との違い、いつ頼むかまで、初めての人向けにまとめました。

ホームインスペクションはいくら?中古と新築でどう違う?|自分の場合の料金がわかる

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「この家、買って大丈夫かな」。内見から帰っても、床のきしみや天井のシミが頭から離れない。そんなことはありませんか。

専門家に見てもらいたいけれど、何万円かかるのか、誰に頼むのかも分からない。新築でも「工事中の検査って40万円もするの?」と手が止まりますよね。最初はみんな同じところで迷います。

この記事の結論

この記事の結論

結論から言うと、まず「1回見てもらえば足りるか、工事中に何回も入ってほしいか」を決めてください。料金はそこで大きく分かれます。

  • 中古を買う前に1回 → 基本は税込3.8万〜7.7万円。床下と屋根裏も見るなら6.5万〜13.2万円〜
  • 新築の引き渡し引き渡し工事が終わって、家の鍵を受け取る日のこと。この日から保証の期間が始まります。前に1回 → 6万円台から(完成検査・内覧会の立ち会い)
  • 注文住宅の工事中の検査 → checkCheckは全4回で28.6万円。さくら事務所は5項目/7項目/11項目で44万〜83.6万円〜

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この記事でわかること

  • 自分の場面(中古/新築の引き渡し前/工事中)だと、診断がいくらからか分かる
  • 床下・屋根裏・築年数で、請求額がどこまで上がるか見当がつく
  • 国の「建物状況調査」との違いが分かり、いつ・どこに頼むか決められる
設計の先生
設計の先生

まず「自分はどの場面か」を決めておくといいですよ。場面が決まれば、比べる会社も料金表もぐっと絞れます。

この記事の目次
  1. 結局、住宅診断はいくらかかる?
  2. 中古の家を買う前なら、いくら?
  3. 会社ごとの基本料金はどれくらい違う?
  4. 床下・屋根裏・築年数で、どこまで上がる?
  5. 新築なら、いくら? 1回と工事中では別物
  6. 診断で分かること、分からないことは?
  7. 国の「建物状況調査」と、同じもの?
  8. いつ、どこに頼めばいい?
  9. 中古で、よくあるつまずきは?
  10. 新築で、気をつけることは?
  11. 結局、私はどこに頼めばいい?
  12. 次にやること
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本文の点線の言葉こんなふうに押すと、ここに意味が出ます。も、押すと意味が出ます。

  • ホームインスペクション建物の専門家が、家の傷み・不具合・直す時期を目で見て調べる住宅診断のこと。買う前や引き渡しの前に頼みます。
  • 延床面積1階・2階などすべての階の床の広さを足した面積。家の大きさの目安になります。
  • 引き渡し工事が終わって、家の鍵を受け取る日のこと。この日から保証の期間が始まります。
  • 瑕疵担保責任引き渡しから10年のあいだ、構造の大事な部分と雨漏りに不具合があったら、建てた会社が直す責任。法律で決まっていて、どの会社でも同じです。
  • 間取り部屋の数や配置のこと。「3LDK」は、部屋3つ+リビング・ダイニング・キッチン、という意味です。
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結局、住宅診断はいくらかかる?

1回の診断なら税込3.8万〜7.7万円前後から。工事中に何回も入る検査になると、桁が一つ上がります。

ホームインスペクションホームインスペクション建物の専門家が、家の傷み・不具合・直す時期を目で見て調べる住宅診断のこと。買う前や引き渡しの前に頼みます。(建物の専門家が、家の傷み・不具合・直す時期を目で見て調べる住宅診断のこと)は、場面ごとに料金の幅がまったく違います。まずは下の図で、ざっくりつかんでください。

税込の最低料金(2026-10-21時点・各社公式) 中古の購入前・1回 3.8万〜7.7万円 新築の引き渡し前・1回 5.5万〜6.6万円 注文住宅の工事中の検査 28.6万円〜 83.6万円〜 棒の長さは料金のおおよその大きさです

国土交通省の手引きでは、国の制度にもとづく建物状況調査の費用は「6万円程度〜が目安」とされています。ただ、国は料金の基準を決めていません。値段は会社ごとに違います。

ネットでよく見る「相場5〜7万円」は、民間の記事の数字です。国の目安と大きくはずれてはいません。

それでも、最後に頼りになるのは申し込む会社の料金表です。

要するに、「1回か、何回もか」で予算の桁が変わります。

中古の家を買う前なら、いくら?

基本料金だけなら3.8万〜7.7万円。差が出るのは「基本でどこまで見てくれるか」と、家の古さです。

会社ごとの基本料金はどれくらい違う?

基本料金の差より、「何が追加料金になるか」の差のほうが大きいです。

料金は、延床面積延床面積1階・2階などすべての階の床の広さを足した面積。家の大きさの目安になります。(1階・2階などすべての階の床の広さを足した面積)で変わります。表の「㎡」は、この広さのことです。

会社(対象) 基本(税込) 割増のおもな条件
さくら事務所(首都圏・中古一戸建て) 77,000円〜 延床125㎡超、2000年以前の竣工、図面なし
アネスト(関東・東海・甲信・関西/中古一戸建て) Aプラン55,000円/Bプラン71,500円 建物面積130㎡超(基本)、100㎡超(床下・屋根裏。階数による)、水回りの多さ、所在地など
N研(中尾建築研究室/中古戸建て) 38,000円(120㎡まで) 120㎡を超えた分は1㎡あたり350円
ホームインスペクションさいたま(中古戸建て) 45,000円〜(税別・130㎡未満) 報告書は+10,000円(税別)
さくら事務所(中古マンション) 49,500円〜(100㎡以下) 100㎡超は1㎡あたり550円

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床下・屋根裏に人が入って見てもらう場合の料金は、こちらです。

会社 床下に入る調査 屋根裏に入る調査
さくら事務所(首都圏・中古一戸建て) シルバー110,000円〜 ゴールド(床下+屋根裏)132,000円〜
アネスト +33,000円 +27,500円
N研 +16,000円 +11,000円
ホームインスペクションさいたま +20,000円〜(税別) +20,000円〜(税別)
さくら事務所(中古マンション) ― ―

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※2026-10-21時点、各社公式ページより。「竣工」は建物が完成したことです。

  • さくら事務所のサーモグラフィー付きのプラチナコースは、商品ページでは154,000円〜
  • 同じコースが、地域別料金表では163,900円〜と書かれています
  • アネストは北海道などの地域では、床下・屋根裏が各22,000円です
  • アネストの中古マンション調査は、いまは新規の受付を止めています

さくら事務所の中古一戸建てホームインスペクションのページを見る(sakurajimusyo.com)

アネストの中古一戸建て住宅診断のページ
アネストの中古一戸建て住宅診断のページ(anest.net・2026-10-21時点の画面)

選び方の基準:各社の公式料金ページにある税込の最低額と、基本料金に含まれる範囲で並べました。表の順番はおすすめ順ではありません。

どの会社が合うかは、考え方で分かれます。

  • 見てもらう範囲を、最初から広めに決めておきたい人 → コースが段階になっているさくら事務所
  • 基本の調査に、床下・屋根裏を一つずつ足して考えたい人 → 足し算の料金表のアネストやN研

「ホームインスペクションは個人でも頼むことが可能です。費用については業者によりますが8〜15万くらいでしょうか。」

Yahoo!知恵袋の回答(2026年1月)

この「8〜15万くらい」は、床下と屋根裏まで見てもらったときの金額とほぼ重なります。

床下・屋根裏・築年数で、どこまで上がる?

古い家や図面のない家は割増が重なり、基本料金の2倍を超えることもあります。

たとえば、築30年・延床120㎡・図面なしの家なら、どうなるか。さくら事務所(首都圏)の料金で積み上げてみます。

例:築30年・延床120㎡・図面なし(さくら事務所・首都圏) 基本 77,000円 床下+屋根裏 +55,000円 2000年以前 +22,000円 図面なし +11,000円 合計 165,000円〜 税込。交通費や面積の条件によってさらに変わります

図の内訳は次のとおりです。

  • ゴールドコース(床下と屋根裏の両方):132,000円
  • 2000年12月31日以前に竣工した家の割増:+22,000円
  • 図面なしの割増(125㎡以下):+11,000円

同じ家をアネスト(関東)に頼むと、こうなります。

  • Aプラン:55,000円
  • 床下:+33,000円
  • 屋根裏:+27,500円
  • 合計:115,500円から

築年数による割増があるかは、申し込む前に公式ページで確かめてください。

読者

床下と屋根裏、どっちも要るの?

設計の先生
設計の先生

点検口から首を入れて見るだけでも、分かることはあります。でも中を進んで見られるのはオプションだけです。築年数が古い家なら、床下だけでも足しておくといいですよ。

要するに、古い家ほど「基本+追加」で見積もっておくと安心です。

新築なら、いくら? 1回と工事中では別物

完成した家を1回見る検査なら6万円台から。工事中に何回も入る検査なら28.6万円からです。

新築の検査は、「いつ見るか」で2種類に分かれます。上棟(柱や屋根の骨組みが組み上がること)など、工事の途中で見るか。完成して引き渡し(工事が終わって、家の鍵を受け取る日のこと)の前に見るかです。

基礎 上棟 防水 断熱 完成・引き渡し前 工事中の検査:28.6万〜83.6万円〜 1回:6万円台〜 壁を閉じる前でないと見られない場所があるので、工事中の検査は回数が増えます

サービス 検査の回数・項目 税込の料金
さくら事務所 新築一戸建て 完成検査・内覧会立ち会い 1回 基本66,000円〜(ゴールド132,000円〜)
アネスト 新築一戸建て内覧会立ち会い(関東など) 1回 基本60,500円、床下+33,000円、屋根裏+27,500円
checkCheck(コンサルティエ) 全4回(基礎・上棟・外壁防水・壁断熱) 286,000円
さくら事務所 新築工事中の第三者検査 ベーシック5項目/スタンダード7項目/プレミアム11項目 440,000円〜/572,000円〜/836,000円〜(完成検査・内覧会立会いを含む)

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※2026-10-21時点、各社公式ページより。さくら事務所の工事中の検査には、完成検査と内覧会の立ち会いが含まれます。

アネストには早割があります。

  • 7日前までの申し込み:3,300円引き
  • 14日前までの申し込み:7,700円引き(床下・屋根裏の両方を頼む場合に限ります)

それぞれ、向いている人は次のとおりです。

サービス こんな人に向いている
さくら事務所 完成検査・内覧会立ち会い 建売(土地と建物をセットで買う家)を買う人、注文住宅の仕上がりだけ見てほしい人
アネスト 内覧会立ち会い 床下・屋根裏を選んで足したい人
checkCheck 注文住宅で、工事中の要所を見てほしい人
さくら事務所 工事中の第三者検査 検査項目を多くして、完成検査まで同じ会社に任せたい人

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読者

工事中の検査って、なんでそんなに高いの?

検査員が、現場に何回も足を運ぶからです。

基礎の鉄筋や壁の中の断熱材は、壁を閉じたら二度と見られません。見られる日に合わせて行くので、回数がそのまま料金になります。

checkCheckは、「新築専門のホームインスペクション」として「注文住宅を徹底検査」とうたう、愛知県岡崎市の一級建築士事務所です(愛知県知事登録(い-5)第14300号)。

料金は、検査がすべて終わってから払う仕組みです。住宅ローンでの支払いもできます。ここは地味にありがたい点だと感じます。

単発の検査や、上棟からの検査も受けています。ただ料金は公式ページにないので、問い合わせが必要です。

checkCheckの料金ページ
checkCheckの料金ページ(consultie-inspection.jp・2026-10-21時点の画面)

「『現時点で大きな見落としはない』という安心感の価値は結構ある、というのが実際お願いしての感想でした。」

noteのブログ(2024年2月・新築マンションの内覧会同行)

「ホームインスペクターに同行を依頼する際は通気口などを事前に施工会社に開けてもらう必要があるため、新築マンションの場合は事前にデベロッパー経由で施工会社に連絡が必要です。」

noteのブログ(2022年2月)
設計の先生
設計の先生

工事中の検査を頼むなら、契約のときに施工会社へ「第三者の検査が入ります」と伝えておくといいですよ。現場の日程が合わせやすくなります。

要するに、新築は「仕上がりを1回」か「壁の中まで何回も」かで選びます。

診断で分かること、分からないことは?

目に見える傷みや不具合は見てくれます。壁の中・地面の下・「直す所がゼロ」という保証は対象外です。

屋根裏:見る 外壁・内装:見る 床下:見る 地中:見ない 壁の中:見ない

基本の診断で見ないこと(各社公式と国交省のQ&Aより)

  • 壁の中、敷地の地中
  • 点検口がない床下や、動かせない家具のうしろ(報告書に「調査できなかった」と書かれます)
  • ガス設備(アネストの場合)。給排水の管は、国の調査ではオプション扱いです
  • 耐震性能の数値、価格が妥当かどうか、細かい工事の見積もり(さくら事務所の場合)
  • 屋根の上。アネストの場合は、地上やバルコニーから見える範囲だけで、足場や梯子は使いません

国土交通省の手引きにも「全ての瑕疵がないことを約束するものではありません」とあります。瑕疵(かし)は、買ったあとで見つかる不具合のことです。

住宅診断は、目で見て「いまの家の状態」を確かめる最初の診断です。そう考えておくのが、ちょうどいい距離感です。

耐震の数値まで知りたいなら、耐震診断を別に頼みます。ホームインスペクションさいたまでは、オプションで4万円から(税別)受け付けています。

「一級建築士に天井裏から床下隅々まで目視して見てもらったので安心して購入できました。」

Yahoo!知恵袋の回答(2024年4月・中古戸建の購入前)

要するに、診断は「いまの状態を知る」ためのもので、何もないことの保証ではありません。

国の「建物状況調査」と、同じもの?

同じとは限りません。国の制度は講習を修了した建築士が決められた部分を見るもので、新築は対象外です。

比べること 建物状況調査(国の制度) 民間のホームインスペクション
誰が見る 国の登録講習を修了した建築士(既存住宅状況調査技術者) 各社のインスペクター。資格は会社ごとに違う
何を見る 構造上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分(法令で部位が決まっている) 会社とコースによる。床下・屋根裏・設備まで見るところもある
新築に使えるか 使えない(人が住んだ家か、完成から1年を過ぎた家が対象) 使える
期間 重要事項説明に載るのは調査から1年以内。RC造などの共同住宅は2年以内(2024年4月1日から) 決まりはない

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※RC造は鉄筋コンクリート造のこと。マンションに多いつくりです。

新築の場合は、調査ではなく、法律で決まった会社の責任があります。瑕疵担保責任瑕疵担保責任引き渡しから10年のあいだ、構造の大事な部分と雨漏りに不具合があったら、建てた会社が直す責任。法律で決まっていて、どの会社でも同じです。(引き渡しから10年のあいだ、構造の大事な部分と雨漏りに不具合があったら、建てた会社が直す責任)です。

比べること 新築の瑕疵担保責任
誰が見る 調査ではなく、売主・施工会社が負う責任
何を見る 構造と雨水の部分の不具合
新築に使えるか 新築が対象
期間 引き渡しから10年

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読者

民間のホームインスペクションを頼んだら、国の調査は別に要るの?

民間の診断が国の制度の条件を満たすかは、国も「各サービス提供者にご確認ください」としています。たとえばさくら事務所の中古一戸建ての診断では、「建物状況調査の結果の概要」を発行しています。

設計の先生
設計の先生

申し込むときに「建物状況調査の結果の概要も出してもらえますか」と一言聞いておくといいですよ。1回の調査で両方をまかなえることがあります。

重要事項説明は、売買契約の前に仲介会社から物件の大事な点を聞く手続きです。ここに調査結果が載れば、売主と買主が同じ情報を持って契約に進めます。

国の講習を修了した建築士は、国交省の補助事業でできた検索サイトで探せます。ただ登録情報は本人の申し出によるため、最新とは限りません。

既存住宅状況調査技術者検索サイトのトップページを見る(kizon-inspection.jp)

くわしく知りたい人だけ:まぎらわしい2つの期限

むずかしかったら飛ばして大丈夫です。中古では、似た期限が2つあります。

  • 既存住宅売買瑕疵保険(中古の家の不具合を補償する保険)に入るための検査 → 有効期限1年
  • 重要事項説明に載せる調査 → 1年(共同住宅は2年)

別々の決まりなので、分けて覚えておくと迷いません。

要するに、中古なら「国の調査の書類も出せるか」を申し込み時に聞けばOKです。

いつ、どこに頼めばいい?

中古は「申し込みのあと、売買契約の前」。新築は「着工前に相談」か「内覧会の日程が出たら申し込み」です。

中古 申込 承諾 調査 契約 売主の同意 新築 相談 工事中 着工前 引き渡し前

中古で、よくあるつまずきは?

売主の承諾を取らずに日程を決めてしまうことです。仲介会社を通せば避けられます。

  • 買主が頼むときは、売主の承諾が要ります。仲介会社を通して頼んでもらうのが早道です
  • 費用は依頼した人が払うのが一般的です。買わなかったときも戻らない前提で考えておきます
  • 時間は1〜3時間ほどです
  • アネストでは、床下と屋根裏を含めて3.5時間ほどかかります(100㎡程度)
  • N研は、売主の同意が取れないときなどは中止して返金すると公式に書いています
設計の先生
設計の先生

中古の診断は、契約の前に入れてこそ意味があります。申し込みの段階で、仲介会社に「契約前に診断を入れたい」と伝えておくといいですよ。

新築で、気をつけることは?

早めに声をかけるほど、日程も料金も組みやすくなります。

  • 工事中の検査は、着工前に相談しておくと日程を組みやすくなります
  • 引き渡し前の1回なら、内覧会(施主検査)の日が決まりしだい申し込みます。早いほど早割が使えることもあります

結局、私はどこに頼めばいい?

場面がひとつ決まれば、比べるのは2〜3社で足ります。

あなたの場面 見てもらう範囲の目安 申込先の例(公式ページ)
中古一戸建てを買う前。基本だけ見たい 基本の診断(点検口から見える範囲) N研、アネスト、ホームインスペクションさいたま
中古一戸建て。築年数が古く、床下・屋根裏も見たい 床下+屋根裏の詳細 さくら事務所(ゴールド)、アネスト(オプション)
中古マンションを買う前 室内の基本診断 さくら事務所
新築建売・注文住宅の引き渡し前 完成検査1回 さくら事務所、アネスト
注文住宅を建てている途中 基礎〜断熱の工事中の検査 checkCheck(全4回)、さくら事務所(5〜11項目)

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つまり、迷ったら「何回入ってほしいか」で分けてください。

  • 1回で足りる人 → 上の4段から選ぶ
  • 工事中に何回も見てほしい人 → 一番下の段から選ぶ

個人的には、工事中の検査を考えている人ほど、着工前に2社へ同じ条件で見積もりを出してもらうのがいいと思います。回数と、完成検査が含まれるかどうかで、同じ「検査」でも中身がまるで変わるからです。

要するに、中古は契約前、新築は早めに。申込先は場面で2〜3社に絞れます。

よくある質問

初めての人がつまずきやすい3つに、短く答えます。

Q. 新築でも国の「建物状況調査」は受けられますか?
受けられません。対象は、人が住んだことのある家か、完成から1年を過ぎた家です。

新築の場合、構造と雨漏りにかかわる部分は、売主や施工会社が10年間の責任を負います。完成検査は、民間のホームインスペクションで頼みます。

Q. 診断の報告書は、売主や仲介会社に見せてもいいですか?
見せてもかまいません。国の建物状況調査の結果は、重要事項説明で使われる前提の書類です。

見つかった点を売主と話し合ったり、補修の相談をしたりするときの材料になります。

Q. 料金表の金額で、全部込みになりますか?
多くは「〜」付きの最低額です。面積、築年数、図面の有無、地域、交通費で上がります。

申し込む前に、延床面積・築年数・図面があるかを伝えて、総額を出してもらってください。

要するに、「新築は民間」「報告書は交渉材料」「料金は総額で確認」です。

次にやること

ここまでの話を、もう一度だけおさらいします。

  • 中古の1回診断は、基本料金なら税込3.8万〜7.7万円から。国の目安は「6万円程度〜」です
  • 床下・屋根裏を足すと6.5万〜13.2万円〜。築年数・図面なしの割増が重なると16万円台にもなります
  • 新築は、引き渡し前の1回なら6万円台から。工事中の検査なら28.6万〜83.6万円〜です
  • 壁の中、地中、耐震の数値、直す所がないことの保証は、診断の対象外です
  • 国の建物状況調査は中古だけが対象です。民間の診断で代わりになるかは、申し込む会社に確かめます

では、今日からできることを3つだけ。

① 自分の場面を決める。 中古の購入前/新築の引き渡し前/注文住宅の工事中のどれかです。

② 家の情報をメモして、2〜3社の料金ページを開く。 延床面積・築年数・図面の有無を書き出し、上の表から申込先を選びます。

③ 申し込みの段取りをつける。 中古なら、仲介会社に「契約前に診断したい」と伝えて、売主の承諾を取ってもらいます。新築なら、着工前か、内覧会の日程が出た時点で申し込みます。

①だけなら、今日5分あれば決められます。

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