家を建てる人の年齢と年収の平均|最新の国の調査で自分と比べる
注文住宅を建てた人は何歳で、世帯年収・頭金・毎月の返済はいくらだったのか。2026年7月に出た国交省の住宅市場動向調査とフラット35利用者調査の最新値から、1章に1つの数字だけを取り出し、自分の家計と比べる方法をまとめました。
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住宅展示場で「お若いですね」と言われて、うちはまだ早いのかな、と迷ってしまった。
年収を検索したら「平均1,000万円超え」と出てきて、思わずスマホを置いた。
ここ、気になりますよね。国の調査から、1章に1つずつ数字を取り出しました。
この記事でわかること
- 自分の年齢で家を建てるのが、早いのか遅いのか
- 実際に建てた人の世帯年収と頭金の「真ん中あたり」
- 自分の年収なら、毎月いくら返すのがふつうか
この記事の結論
初めて建てる人の平均は39.4歳。年収は600〜800万円の層がいちばん多く、頭金は数百万円の人が真ん中です
- 「うちは早い?遅い?」が気になるなら → 完済する年齢を先に書き出す
- 「年収が足りる?」が気になるなら → 平均ではなく「いちばん多い層」と比べる
- 「毎月払える?」が気になるなら → 年収×18%÷12で、月の返済の目安を出す
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PRタウンライフ家づくり間取り間取り部屋の数や配置のこと。「3LDK」は、部屋3つ+リビング・ダイニング・キッチン、という意味です。プラン・資金計画・土地提案を複数社から無料で受け取れる無料で間取りと見積もりをもらう公式サイトで受付・申し込み無料結論から言うと、30代で建てるのは早くありません。いちばん多いのが30代です。
40代からでも、完済する年齢から逆算すれば間に合う人はたくさんいます。
この記事の数字は、国土交通省「令和7年度 住宅市場動向調査」(2026年7月17日公表)と、住宅金融支援機構「2025年度 フラット35フラット35住宅金融支援機構と銀行が組んで出している、35年間ずっと金利が変わらない住宅ローンです。利用者調査」(2026年7月24日公表)を加工して作成しています。どちらも2026-10-25時点の最新です。

平均の数字は「ほかの人の家計」です。比べてみて安心するのに使うくらいがちょうどいいですよ。
この記事の目次
この記事に出てくる言葉 3個・押すと意味が出ます
本文の点線の言葉こんなふうに押すと、ここに意味が出ます。も、押すと意味が出ます。
- フラット35住宅金融支援機構と銀行が組んで出している、35年間ずっと金利が変わらない住宅ローンです。
- 住宅ローン控除住宅ローンを組んで家を買うと、年末のローン残高に応じて、所得税などが一定の期間安くなる制度です。
- 間取り部屋の数や配置のこと。「3LDK」は、部屋3つ+リビング・ダイニング・キッチン、という意味です。
家を建てる人は何歳?「30代」がいちばん多い
初めて注文住宅を建てた人の平均は39.4歳。30代がおよそ半分です。
図は「新築」(建て替えを除く)の数字で、平均は41.6歳です。
初めて家を持つ人だけに絞ると、平均は39.4歳まで下がります。30代は48.1%です。
「平均40歳前後」と聞くと、30歳の自分は早すぎる気がしますよね。
でも30歳未満で建てる人も15.4%います。
「結婚される年齢によって変わってくると思いますが、例えば30歳で結婚して子どもができて小学生に上がる頃となると大体40歳前後が多いのかなと思います。」
Yahoo!知恵袋の回答(2026年2月)
要するに、30代はいちばん多い世代。早すぎることはありません。
何歳まで家を建てられる?完済の年齢で決まる
見るべきは今の年齢ではなく、「借りる年数を足すと何歳になるか」です。
- フラット35(国の機関と銀行が組んで出している、金利がずっと変わらない住宅ローン)には、借りられる年数の上限があります
- 上限は「80歳から申込み時の年齢を引いた年数」と「35年」の、短いほう

45歳までなら、最長の35年で組めます。
ただ、80歳まで返し続ける計画が無理なく回るかは、別の話です。
結局、何歳までに建てればいいの?
紙に「今の年齢+借りる年数=完済する年齢」と書いてみてください。
その年齢が定年より後なら、退職金や繰り上げ返済(予定より早く返すこと)でどう埋めるかも一緒に考えます。
「計画さえきちんとしていれば何歳で買ってもいいと思いますが、できれば子供の人数は確定してからがいいです。」
Yahoo!知恵袋の回答(2026年2月)

年齢より、子どもが何人になりそうか・学校をどうするかのほうが、間取りにも予算にも効いてきます。家族の予定表を一枚つくっておくといいですよ。
要するに、完済の年齢を書き出せば、早いか遅いかは自分で判断できます。
家を建てた人の年収は?いちばん多いのは600〜800万円
初めて建てた人の世帯年収は、600〜800万円の層がいちばん多くなっています。
ネットでよく見る「注文住宅の平均年収1,129万円」は、建て替えや住み替えの人も含めた数字です。
2回目以降の人の平均は1,885万円。この層が全体を押し上げています。
初めて建てた人だけなら、平均は870万円です。
それでも平均は、一部の高い年収に引っぱられます。比べる相手は、図の「いちばん多い層」がいちばん実感に近いと感じました。
「一般的にはご主人単独の年収で5~6倍が目安です。」
Yahoo!知恵袋の回答(2025年5月)
ちなみに、フラット35で土地を買って建てた人の所要資金(土地と建物に払った合計)は、世帯年収の7.8倍でした(2025年度)。
要するに、年収1,000万円がなくても建てている人は大勢います。
頭金はいくら必要?真ん中の人は225万円
初めて建てた人の自己資金は、ちょうど真ん中の人で225万円でした。
中央値は、全員を金額順に並べてちょうど真ん中に来る人の金額です。
数千万円を入れる人が少しいるだけで、平均は大きく動きます。だから平均よりずっと小さくなります。
頭金がほとんど無いと、家は建てられないの?
そんなことはありません。
フラット35で土地から買って建てた人は、手持ちのお金が所要資金の9.1%でした(2025年度)。
あなたの頭金の候補は、次の引き算で出せます。
- 今の貯金
- − 引っ越し代
- − 家具・家電
- − 半年分の生活費
- = 頭金にまわせるお金
手元に残すお金を先に決めると、気持ちに余裕が出ます。
「2000年だから35歳かな 嫁の父上に生前贈与で1千万もらったきっかけで建てました。」
Yahoo!知恵袋の回答(2025年9月)
親からの援助(贈与)が大きく効く家庭もあります。
贈与の税金には決まりがあるので、使うときは国税庁の案内か税理士に確認してください。
要するに、頭金は「平均」ではなく「真ん中の225万円」と比べれば十分です。
住宅ローンは毎月いくら?年収の18.1%がふつう
建てた人が1年に返している額は、平均で年収の18.1%でした。
世帯年収700万円なら、年に126万円。月にすると10.5万円です。
これが「建てた人の平均と同じくらいの重さ」の返済額です。
審査で通る上限は、もっと上にあります。フラット35なら、年収400万円以上で他の借入れも含めて35%以下です。
でも上限まで借りると、毎月がかなり窮屈になります。
個人的には、こう分けて考えるのがいちばん分かりやすいと思いました。
- 上限の35% → 「ここまでなら借りられる額」
- 18%前後 → 「ふつうに返せる額」
ふたつの調査は、集計した人が違います。
| 比べるところ | 国の住宅市場動向調査 | フラット35利用者調査 |
|---|---|---|
| 返済の割合 | 18.1%(注文住宅) | 23.0%(注文)・26.4%(土地付) |
| 主なローン | 変動金利が87.2% | 金利がずっと変わらない型 |
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フラット35利用者調査は、フラット35を使った人だけの集計です。どちらが正しいという話ではありません。

月の返済を決めたら、ボーナス払いなしでも回るかを確かめておくといいですよ。固定資産税(毎年かかる家の税金)の分も、別に取っておくと安心です。
要するに、「年収×18%÷12」が、建てた人のふつうの月額です。
親の家の建て替えは何歳?平均63.5歳、ローンなしも多い
建て替えた人の平均は63.5歳。ローンを組んだのは半分以下でした。
| 比べるところ | 新築 | 建て替え |
|---|---|---|
| 平均年齢 | 41.6歳 | 63.5歳 |
| ローンがある世帯 | 79.4% | 42.5% |
| 自己資金の割合 | 30.1% | 51.5% |
| 購入資金の中央値 | 5,100万円 | 4,000万円 |
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※新築の「自己資金の割合」と「購入資金」は、土地を買って建てた世帯の数字です(令和7年度 住宅市場動向調査を加工して作成)。
土地を買わなくていいぶん、建て替えは資金の半分ほどを手持ちでまかなっています。
60歳以上が66.7%。退職金や貯蓄を使う家庭が多いと読み取れます。
あなたが50代でローンを組むなら、フラット35の上限は50歳で30年、55歳で25年です。
お子さんが収入を合わせて借りる方法もあります。家族で話す前に金融機関で相談しておくと、話が早く進みます。

建て替えは、仮住まいと引っ越しが2回ずつあります。工事費とは別に、その分の予算も見ておくといいですよ。
要するに、建て替えは「手持ちのお金が中心、ローンは足りない分だけ」が多い形です。
よくある質問
Q. 30代前半で建てるのは早すぎますか?
A. いいえ。初めて建てる人は30代が48.1%で、いちばん多い世代です。30歳未満も15.4%います(令和7年度 住宅市場動向調査)。
Q. 世帯年収600万円台で注文住宅は建てられますか?
A. 初めて建てた人の年収は、600〜800万円の層がいちばん多くなっています。土地の値段で総額は大きく変わるので、まず「年収×18%÷12」で月の返済の目安を出し、そこから予算を逆算してください。
Q. 住宅ローン控除住宅ローン控除住宅ローンを組んで家を買うと、年末のローン残高に応じて、所得税などが一定の期間安くなる制度です。や贈与の非課税は、この記事の数字に入っていますか?
A. 入っていません。制度の中身は年度で変わるので、国土交通省・国税庁の公式ページで最新を確認し、個別の判断は税理士やファイナンシャルプランナーに相談してください。
この記事のまとめと、次にやること
- 初めて建てる人の平均は39.4歳。30代がいちばん多い
- 早い・遅いは、今の年齢より「完済する年齢」で決まる
- 年収は平均ではなく、いちばん多い600〜800万円の層と比べる
- 頭金は真ん中の人で225万円。手元に残すお金を先に決める
- 毎月の返済は「年収×18%÷12」がふつうの目安
次にやること
- 今の年齢に借りたい年数を足して、完済する年齢を紙に書く
- 世帯年収×18%÷12で、月にいくらまでなら返せるかを出す
- その月額と手元に残すお金を持って、住宅会社や金融機関に相談する
まずは今日、①の「完済する年齢」だけ書いてみてください。
数字を持って行けば、勧められた金額が自分の家計に合っているか、その場で確かめられます。
出典を見る
- 令和7年度 住宅市場動向調査 報告書(国土交通省 住宅局) 2026-10-25 閲覧
- 報道発表資料:令和7年度住宅市場動向調査の結果をとりまとめ(国土交通省) 2026-10-25 閲覧
- 2025年度【フラット35】利用者調査結果 調査結果の概要(住宅金融支援機構) 2026-10-25 閲覧
- 2025年度 フラット35利用者調査(住宅金融支援機構) 2026-10-25 閲覧
- 【フラット35】の主な条件(住宅金融支援機構) 2026-10-25 閲覧
- Yahoo!知恵袋「家を建てた方は何歳で、貯金はいくらでしたか」への回答(Yahoo!知恵袋) 2026-10-25 閲覧
- Yahoo!知恵袋「30歳夫婦で家の検討は早い?」への回答(Yahoo!知恵袋) 2026-10-25 閲覧
- Yahoo!知恵袋「年収に対してどのくらいの予算で建てたか」への回答(Yahoo!知恵袋) 2026-10-25 閲覧
