ACC(アーキテクト・コミュニケーション・クラブ)は、1993年3月に「建築家(設計事務所)を一般にもっと知ってもらおう」と18名の建築家が集まって活動を開始しました。今でこそ、「建築家と一緒に住まいづくり」とうたう住宅メーカーがあったり、建築家を紹介しようという団体があったりと、建築家が「住まいづくり」の表舞台に出るようになってきましたが、当時はまだ建築家は特別な存在と思われていたり、存在すら知らない人も多かったようです。
昨今の住宅情報の変化は目まぐるしいものがあります。極端なことを言えば「一晩で価値観が変わる」と言っても過言ではないものまであります。
住まいに関わる一般的な事例でも、数多くの情報整理が必要であるのに、最近の「木の住まいブーム」は私たちに「木」という新しい項目の知識が求められるようになってきました。
そして、これらの情報をいかに総合的に整理できるかが問われてきています。
私たちのACCは、このような状況下、5年前より設計事務所だけでなく、工事を行う側の職人さんや工務店さんなどを交えて新規組織替えを行い、設計者だけではなく、工事側(特に職人さん)と共に住まいづくりを行うよう、下記の活動を行っています。
・毎月1回、勉強会の開催
・年に1〜2回、研究機関からの情報による特別勉強会の開催
・現場見学会の開催
・他団体とのネットワーク
・その他
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