1. 家づくりの算段
  2. 独自データ
  3. 平屋はいくらで建つ?25・30・35坪の総額と2階建てとの差|わが家の予算の幅がわかる

平屋はいくらで建つ?25・30・35坪の総額と2階建てとの差|わが家の予算の幅がわかる

平屋を建てると、結局いくらかかるのか。25坪・30坪・35坪の総額を、家そのもの・外まわりの工事・工事以外のお金に分けて試算しました。2階建てとの差、必要な土地の広さ、土地込みの総額、相談先の選び方まで、2026年公表の統計をもとに初めての人向けにまとめています。

独自データ平屋はいくらで建つ?25・30・35坪の総額と2階建てとの差|わが家の予算の幅がわかる

この記事にはアフィリエイトリンク(広告)が含まれます。

「平屋がいいね」と夫婦で話した夜。スマホで調べたら数字がバラバラで、「うちは結局いくら?」と手が止まっていませんか。

  • 坪60万、坪100万
  • 総額2,000万台、4,000万超え

このまま展示場に行くのは、ちょっと怖いですよね。この記事は、営業の人に会う前に「わが家の平屋の総額」を自分でざっくり出すためのものです。

この記事の結論

平屋30坪の総額は、土地代を除くと約2,700万〜4,300万円が目安です(2026-10-21時点の試算)。

  • 予算がまだぼんやりしている → 「坪単価坪単価建物の値段を広さ(坪)で割ったもの。1坪は約3.3㎡で、畳2枚分くらいです。会社によって「どこまで含めた値段か」が違うので、数字だけを比べると見誤ります。×坪数×1.3」で、土地代を除いた総額の幅を出す
  • 土地を探している・建て替える土地がある → 建ぺい率建ぺい率土地の広さに対して、建物を上から見た面積がどこまで許されるかの割合。土地ごとに決まっていて、好きな大きさの家が建てられるとは限りません。(敷地のうち建物を建てられる割合)から、必要な広さを確かめる
  • 自分の数字を持てた → 同じ条件で2〜3社に間取り間取り部屋の数や配置のこと。「3LDK」は、部屋3つ+リビング・ダイニング・キッチン、という意味です。と資金計画を出してもらい、比べる

迷ったら、まずここで相場を見る

PRタウンライフ家づくり間取りプラン・資金計画・土地提案を複数社から無料で受け取れる無料で間取りと見積もりをもらう公式サイトで受付・申し込み無料

この記事でわかること

  • わが家の坪数で、平屋の総額がいくらくらいになるかがわかる
  • 平屋が2階建てより高くなる理由と、差を小さくするコツがわかる
  • 平屋に必要な土地の広さと、自分に合う相談先がわかる

結論から言うと、平屋は同じ広さの2階建てより坪単価が上がりやすいです。上がり幅は1〜2割ほどです。

坪単価は、建物の値段を広さ(坪)で割ったものです。1坪は約3.3㎡で、畳2枚分くらい。会社によって「どこまで含めた値段か」が違うので、数字だけを比べると見誤ります。

ただ、平屋は階段と2階の廊下がいりません。その分、床面積を減らせるので、総額の差は思ったより小さくなります。調べた末の感想としては、予算を左右するのはむしろ「土地」の方です。

設計の先生
設計の先生

最初は「本体価格本体工事費家そのものを建てる工事のお金。基礎・柱・屋根・壁・内装などです。カタログの坪単価は、ふつうこの本体だけの数字です。」と「総額」を分けて考えておくといいですよ。そこが混ざると、どの数字も正しく見えてしまいますから。

この記事の目次
  1. 結局、平屋の総額はいくら?
  2. 総額は「3つのお金」の足し算
  3. 小さい平屋ほど、坪単価は高く見える
  4. くわしく知りたい人だけ:坪単価を70万・90万・110万の3段階にした理由
  5. 平屋は2階建てより高い?差はいくら?
  6. なぜ高いの?基礎と屋根が約2倍になるから
  7. 差はいくら?比べ方で400万にも120万にもなる
  8. 平屋にはどのくらいの土地がいる?土地込みでいくら?
  9. 必要な広さは「建物の広さ÷建ぺい率」で出せる
  10. 土地込みの総額は、地域でどう変わる?
  11. 親の家を平屋に建て替えると、いくらかかる?
  12. 平屋の見積もり、どこに相談すればいい?
  13. なぜ複数社に頼むの?
  14. タウンライフ家づくり(平屋)
  15. 家づくり相談所
  16. よくある質問と、くわしく知りたい人向けの制度の話
  17. くわしく知りたい人だけ:平屋に関係する制度
  18. 次にやること
この記事に出てくる言葉 12個・押すと意味が出ます

本文の点線の言葉こんなふうに押すと、ここに意味が出ます。も、押すと意味が出ます。

  • フラット35住宅金融支援機構と銀行が組んで出している、35年間ずっと金利が変わらない住宅ローンです。
  • 付帯工事費家の外側や準備の工事のお金。水道やガスを引き込む工事、地盤の補強、古い家の解体などです。本体とは別に必要になります。
  • 住宅ローン控除住宅ローンを組んで家を買うと、年末のローン残高に応じて、所得税などが一定の期間安くなる制度です。
  • 地盤改良地面が弱いときに、家が傾かないように地面を固めたり杭を打ったりする工事。土地を調べてから、必要かどうかが決まります。
  • 坪単価建物の値段を広さ(坪)で割ったもの。1坪は約3.3㎡で、畳2枚分くらいです。会社によって「どこまで含めた値段か」が違うので、数字だけを比べると見誤ります。
  • 外構門・塀・駐車場・庭など、建物の外まわりのこと。「外構工事」は本体の値段に入っていないことが多いです。
  • 工務店地元で、一棟ずつ相談しながら家を建てる会社。社長や設計者と直接話せることが多いです。
  • 延床面積1階・2階などすべての階の床の広さを足した面積。家の大きさの目安になります。
  • 建ぺい率土地の広さに対して、建物を上から見た面積がどこまで許されるかの割合。土地ごとに決まっていて、好きな大きさの家が建てられるとは限りません。
  • 本体工事費家そのものを建てる工事のお金。基礎・柱・屋根・壁・内装などです。カタログの坪単価は、ふつうこの本体だけの数字です。
  • 諸費用工事以外にかかるお金。登記の手数料、ローンの手数料、火災保険、税金などです。多くはローンに入れず、現金で払います。
  • 間取り部屋の数や配置のこと。「3LDK」は、部屋3つ+リビング・ダイニング・キッチン、という意味です。
家づくりの言葉を全部見る →

結局、平屋の総額はいくら?

30坪・坪単価90万円なら、土地代を除いて約3,500万円が目安です。

坪単価90万円で建てたときの総額(土地代を除く) 25坪 約2,925万円 30坪 約3,510万円 35坪 約4,095万 本体工事 付帯工事(本体の20%) 諸費用(本体の10%)

坪単価90万円で建てた場合、坪数ごとの目安はこうなります(土地代を除く)。

  • 25坪:約2,900万円
  • 30坪:約3,500万円
  • 35坪:約4,100万円

総額は「3つのお金」の足し算

ここでの坪数は延床面積延床面積1階・2階などすべての階の床の広さを足した面積。家の大きさの目安になります。です。延床面積とは、すべての階の床の広さを足した面積のこと。平屋なら1階の広さそのものです。

  • 本体工事:家そのものを建てる工事のお金。基礎・柱・屋根・キッチンやお風呂など。カタログの坪単価は、ふつうこの本体だけの数字です
  • 付帯工事付帯工事費家の外側や準備の工事のお金。水道やガスを引き込む工事、地盤の補強、古い家の解体などです。本体とは別に必要になります。:家の外側や準備の工事のお金。水道やガスの引き込み、地盤の補強、駐車場や塀などの外構外構門・塀・駐車場・庭など、建物の外まわりのこと。「外構工事」は本体の値段に入っていないことが多いです。(建物の外まわり)
  • 諸費用諸費用工事以外にかかるお金。登記の手数料、ローンの手数料、火災保険、税金などです。多くはローンに入れず、現金で払います。:工事以外のお金。ローンの手数料、登記、火災保険、印紙代など。多くは現金で払います

坪単価ごとの総額の幅を、坪数別にまとめました。

坪数(延床) 坪単価90万円のとき 坪単価70万〜110万円の幅
25坪(約82.6㎡) 約2,925万円 約2,275万〜3,575万円
30坪(約99.2㎡) 約3,510万円 約2,730万〜4,290万円
35坪(約115.7㎡) 約4,095万円 約3,185万〜5,005万円

← 横にスクロールできます →

くわしくは:本体・付帯工事・諸費用の内訳表(クリックで開く)
坪数(延床) 坪単価 本体 付帯工事(20%) 諸費用(10%) 総額(土地代なし)
25坪(約82.6㎡) 70万円 1,750万円 350万円 175万円 約2,275万円
25坪 90万円 2,250万円 450万円 225万円 約2,925万円
25坪 110万円 2,750万円 550万円 275万円 約3,575万円
30坪(約99.2㎡) 70万円 2,100万円 420万円 210万円 約2,730万円
30坪 90万円 2,700万円 540万円 270万円 約3,510万円
30坪 110万円 3,300万円 660万円 330万円 約4,290万円
35坪(約115.7㎡) 70万円 2,450万円 490万円 245万円 約3,185万円
35坪 90万円 3,150万円 630万円 315万円 約4,095万円
35坪 110万円 3,850万円 770万円 385万円 約5,005万円

← 横にスクロールできます →

※2026-10-21時点の試算です。付帯工事と諸費用の割合は業界でよく使われる目安で、公的な基準ではありません。地盤改良地盤改良地面が弱いときに、家が傾かないように地面を固めたり杭を打ったりする工事。土地を調べてから、必要かどうかが決まります。(地面が弱いときに固めたり杭を打ったりする工事)や外構は、土地によって大きく変わります。

読者

月々に直すと、どのくらいになるの?

ここ、気になりますよね。ただ、借りる額・金利・返済期間でまったく変わるので、ここでは決めつけません。

順番としては、まず自己資金でいくら払えるかを出します。総額から引いた残りが「借りる額」です。

小さい平屋ほど、坪単価は高く見える

  • キッチン・お風呂・トイレ・給湯器は、家が5坪小さくなっても1つずつ必要
  • それを床面積で割るので、小さい家ほど1坪あたりが重くなる

25坪の方が30坪より坪単価が上がりやすいのは、これが理由です。

みんなの声

「地元の工務店工務店地元で、一棟ずつ相談しながら家を建てる会社。社長や設計者と直接話せることが多いです。で見積もりを頼んだところ 平屋31坪3300万円(税込) 坪単価106万円になります。」

Yahoo!知恵袋の質問(2025年10月)

「住友林業。平屋。 25坪(床面積82㎡だと?)で本体税込3200万円は高いでしょうか? 二階建てを考えていましたが、妻のワンフロア生活がいいとの要望で平屋にしようかと思っています。」

Yahoo!知恵袋の質問(2025年8月)

どちらも2025年の見積もりです。ネットでよく見る「坪60〜70万円」は、ここ数年の値上がりを反映していない古い数字。2026年の基準にはしない方が安全です。

設計の先生
設計の先生

見積もりを受け取ったら、カーテン・照明・エアコンが入っているかを最初に聞いておくといいですよ。そこが抜けていると、あとから100万円単位で増えますから。

くわしく知りたい人だけ:坪単価を70万・90万・110万の3段階にした理由

むずかしかったら、ここは飛ばして大丈夫です。もとにしたのは、2025年度の注文住宅の数字です。

項目(2025年度・注文住宅) 数字
建設費(土地代を除く)の全国平均 4,259.8万円
住宅面積 118.4㎡
坪に直した建設費 約119万円

← 横にスクロールできます →

(住宅金融支援機構「2025年度 フラット35フラット35住宅金融支援機構と銀行が組んで出している、35年間ずっと金利が変わらない住宅ローンです。利用者調査」を加工して作成)

ただ、これは2階建ても含んだ数字です。平屋だけの公的な価格統計はありません。

そこで110万円を「全国平均に近い水準」にしました。70万円は「規格型(間取りがある程度決まっているプラン)中心の水準」です。

要するに、まず「坪単価×坪数×1.3」で、わが家の総額の幅をつかめば十分です。

平屋は2階建てより高い?差はいくら?

坪単価は上がりやすいけれど、間取りを詰めれば総額の差は小さくなります。

なぜ高いの?基礎と屋根が約2倍になるから

2階 15坪 1階 15坪 1階 30坪 総2階 延床30坪 基礎・屋根は15坪分 平屋 延床30坪 基礎・屋根は30坪分(約2倍)

総2階建て(1階と2階が同じ広さの家)は、床を上下に分けます。だから基礎も屋根も、延床の半分で済みます。

平屋は、すべての部屋を1階に並べます。基礎も屋根も、延床と同じ広さが必要です。

基礎はコンクリートと鉄筋のかたまり。屋根は材料も職人の手間もかかる部分です。この2つが倍になるので、床1坪あたりの値段が上がります。

会社側の事情も知っておくと便利です。坪単価の出し方や、どこまでを「本体」に含めるかは、会社によって違うことがあります。比べる前に、同じ物差しかどうかを確かめてください。

差はいくら?比べ方で400万にも120万にもなる

同じ30坪で比べる 差は 約400万 階段・廊下を なくす 平屋を29坪にする 差は 約120万 2階建て坪90万・平屋はその1.15倍で試算

試算の条件は次のとおりです。

  • 2階建ての坪単価:90万円
  • 平屋の坪単価:その1.15倍(約103.5万円)

山根木材の解説では、平屋は「1割〜2割程度割高」とされています。その真ん中を取りました。

比べ方 2階建て/平屋の計算 差
同じ延床30坪で比べる 2階建て 30坪×90万=2,700万円/平屋 30坪×103.5万=約3,105万円 約400万円
同じ暮らしで比べる(2階建て32坪≒平屋29坪) 2階建て 32坪×90万=2,880万円/平屋 29坪×103.5万=約3,002万円 約120万円

← 横にスクロールできます →

※本体工事のみの試算。2026-10-21時点。「2階建て32坪と同じ暮らしが平屋29坪でできる」は山根木材が紹介している例です。

「平屋は割高」も「総額はそれほど変わらない」も、条件しだいでどちらも本当です。間取りを詰めて延床を減らせるかどうか。ここが平屋の予算を決める一番のポイントだと見ています。

みんなの声

「建築OBですが 二階建てと平屋なら1.1倍程度の違いです。 建てれるなら平屋が便利です。」

Yahoo!知恵袋の回答(2024年12月)

「特に子育て世代の我が家にとっては、子どもの様子が常に見渡せる平屋の良さは、お金では買えない価値がありました。」

noteのブログ(2025年7月)
読者

結局、平屋にすると損なの?

損か得かより、「差額で何を手に入れるか」で考えると迷いにくいです。

  • ワンフロアで暮らせる
  • 階段がない
  • 子どもの様子が見える

これを夫婦で話しておくと、見積もりを見たときに迷いにくくなります。理由がはっきりしている人ほど、平屋の金額に納得しやすいはずです。

設計の先生
設計の先生

間取り図をもらったら、廊下の面積を足してみておくといいですよ。平屋は廊下を短くできるかどうかで、坪数が1〜2坪変わることがありますから。

要するに、平屋は坪単価が上がっても、間取りしだいで2階建てとの差を縮められます。

平屋にはどのくらいの土地がいる?土地込みでいくら?

30坪の平屋なら、建ぺい率50%の土地で60坪が最低ラインです。

必要な広さは「建物の広さ÷建ぺい率」で出せる

建蔽率40% 敷地75坪 建蔽率50% 敷地60坪 建蔽率60% 敷地50坪 濃い色=平屋30坪の建物

建ぺい率(図では「建蔽率」)は、土地の広さに対して、建物を上から見た面積がどこまで許されるかの割合です。土地ごとに決まっていて、好きな大きさの家が建てられるとは限りません。

国土交通省の定義では「建築物の建築面積の敷地面積に対する割合」。住宅街に多い第一種・第二種低層住居専用地域では、30〜60%の範囲で決められています。

まず30坪の平屋と、同じ延床の2階建てを比べます。

建ぺい率 平屋30坪 (参考)総2階30坪
40% 75坪 約38坪
50% 60坪 30坪
60% 50坪 25坪

← 横にスクロールできます →

25坪・35坪の平屋なら、必要な土地はこうなります。

建ぺい率 平屋25坪 平屋35坪
40% 約63坪 約88坪
50% 50坪 70坪
60% 約42坪 約58坪

← 横にスクロールできます →

※建物の床面積=建築面積として計算した最低ラインです。駐車場・庭・軒やポーチの出っ張りを考えると、実際はもう少し広さがほしくなります。

1つめの表の右の列を見てください。2階建てなら、同じ延床でも土地は約半分で足ります。平屋の予算は、建物より土地で差がつくと言ってよいです。

角地(2本の道路に面した土地)なら、建ぺい率が10%上乗せになる緩和があります。条件は自治体ごとに違います。気になる土地があれば、市区町村の都市計画図や建築指導課で確かめてください。

土地込みの総額は、地域でどう変わる?

建物は、30坪・坪単価90万円の試算で約3,510万円。ここに地域ごとの平均的な土地代を足しました。

地域 土地取得費(2025年度平均) 土地込みの合計
首都圏 2,590.0万円 約6,100万円
近畿圏 1,884.3万円 約5,394万円
東海圏 1,453.5万円 約4,964万円
その他地域 1,016.5万円 約4,527万円

← 横にスクロールできます →

※土地取得費は住宅金融支援機構「2025年度 フラット35利用者調査」(土地付注文住宅)を加工して作成。2026-10-21時点。

参考までに、土地付注文住宅の全国の数字も置いておきます。

  • 所要資金(家にかかったお金全体):5,313万円
  • 敷地面積の中央値:206.1㎡(約62坪)
読者

平屋は広い土地がいるなら、この平均より土地代がかかるんじゃない?

そのとおりで、ここは見落としやすいところです。上の土地取得費は、2階建ても含めた平均です。

平屋向けに広めの土地を探すと、これより上がることがあります。反対に、郊外で土地の単価が安い場所なら、広い土地でも収まります。

設計の先生
設計の先生

土地探しと建物の相談は、別々にせず同時に進めておくといいですよ。土地を先に決めてから「平屋が入らない」と分かるのが、いちばん手戻りが大きいですから。

要するに、平屋は2階建てより広い土地がいるので、土地と建物はセットで考えます。

親の家を平屋に建て替えると、いくらかかる?

建て替えは土地代がかからない分、自己資金の割合が高く、家を少し小さくする人が多いのが特徴です。

  • 建て替え世帯の購入資金:平均6,135万円・中央値4,000万円
  • 自己資金の割合:51.5%(土地を買って建てる世帯は30.1%)
  • 延べ床面積:建て替え前146.1㎡ → 建て替え後130.7㎡

(国土交通省「令和7年度 住宅市場動向調査」を加工して作成)

延べ床が小さくなっているのは、子どもが独立したあと、ちょうどいい広さに直す人が多いからだと読めます。2階を使わなくなった家を平屋にするのは、この流れに合った選び方です。

ひとつ注意があります。建て替えには、今の家の解体費が別にかかります。

解体費は、構造・広さ・道路の幅で変わります。見積もりに入っているかを確かめてください。

要するに、建て替えは「解体費が入っているか」を最初に確かめれば大きくずれません。

平屋の見積もり、どこに相談すればいい?

図面と金額をまず並べたい人はタウンライフ家づくり、人と話して整理したい人は家づくり相談所が合います。

タウンライフ家づくり(平屋) 家づくり相談所
相談のしかた オンラインで依頼。複数社から提案が届く オンライン・LINE・電話で相談
もらえるもの 間取り・土地・資金計画書の提案、カタログ 土地・予算・間取り・ローンの相談
料金 利用者は完全無料(住宅メーカーからの広告料で運営) 何度でも相談無料
規模 全国1200社以上と提携(2026年7月現在 自社調べ) 全国90拠点以上のネットワーク
向いている人 まず図面と金額を手元に並べたい人 何から決めればいいか、人と話して整理したい人

← 横にスクロールできます →

※2026-10-21時点の公式サイトの表記です。

選び方の基準:公式サイトに書かれている料金・相談方法・受け取れるものの3点で比べました。

つまり、こんなふうに選ぶと迷いません。

  • この記事の目安表と、実際の金額を答え合わせしたい人 → タウンライフ家づくり
  • 平屋か2階建てかも、まだ決めきれていない人 → 家づくり相談所

なぜ複数社に頼むの?

国の調査で、注文住宅を建てた世帯が満足していない点の1位は「価格(予定より高くなった)」でした。割合は36.1%です(国土交通省「令和7年度 住宅市場動向調査」)。

契約前に資金計画を並べておけば、予算のずれに早めに気づけます。

タウンライフ家づくり(平屋)

タウンライフ家づくりの平屋ページ
タウンライフ家づくりの平屋ページ(town-life.jp・2026-10-21時点の画面)

平屋の間取りと資金計画を、いくつかの会社にまとめて頼めるサービスです。運営はタウンライフ株式会社。

家にいながら、複数の図面と金額を並べられます。

家づくり相談所

家づくり相談所の公式トップページ
家づくり相談所の公式トップページ(iedukuri-soudan.com・2026-10-21時点の画面)

特定の住宅会社に属さないスタッフに、土地・予算・間取り・住宅ローンを相談できる窓口です。電話は0120-541-394(10:00〜18:00)。

申し込みの条件は、公式サイトで確かめておくと安心です。

設計の先生
設計の先生

複数社に頼むときは、坪数・部屋数・予算の上限を同じ条件で伝えておくといいですよ。条件がそろっていれば、出てきた金額をそのまま比べられますから。

要するに、「まず数字がほしい」か「まず話したい」かで、相談先を選べば大丈夫です。

よくある質問と、くわしく知りたい人向けの制度の話

税金や手続きの細かい話は、ここにまとめました。むずかしかったら飛ばしていいです。

Q. 30坪の平屋は、土地なしで総額いくら見ておけばいい?

坪単価70〜110万円で試算すると、約2,730万〜4,290万円です。本体・付帯工事・諸費用を合わせた額です(2026-10-21時点)。

2025年度の注文住宅全体の建設費は、坪あたり約119万円。依頼先によって坪単価には幅があるので、実際の金額は見積もりで確かめてください。

Q. 平屋と2階建てでは、建築費はどれくらい違う?

同じ延床面積なら、平屋の坪単価は1〜2割ほど高くなりやすいです。

30坪同士の試算では約400万円の差。ただ平屋は階段や廊下を減らせるので、同じ暮らしで比べると約120万円まで縮みます。

Q. 35坪の平屋でも、新築の固定資産税の軽減は全部受けられる?

35坪は約115.7㎡です。減額の上限である「居住部分120㎡」に収まります。

令和8年4月1日以後の新築は、床面積40㎡以上240㎡以下などの要件があります。一定のハザードエリアにある住宅は対象外なので、お住まいの市区町村で確かめてください。

くわしく知りたい人だけ:平屋に関係する制度

制度 平屋に関係するポイント
4号特例の見直し(2025年4月から) 木造平屋で延べ200㎡以下は「新3号建築物」で、審査省略の対象のまま。木造2階建てと200㎡超の木造平屋は「新2号建築物」になり、構造と省エネの図書の提出が必要
新築の固定資産税の減額 税額が1/2(戸建ては3年間、認定長期優良住宅は5年間)。令和8年4月1日〜令和13年3月31日の新築が対象。120㎡までの部分が減額される
住宅ローン減税 令和8年1月1日〜令和12年12月31日の入居が対象。控除率0.7%。借入限度額は省エネ性能で変わり、省エネ基準適合住宅の新築は2028年以降の入居で原則対象外
工事請負契約書の印紙税 令和9年3月31日までに作った契約書は軽減。1,000万円超5,000万円以下なら1万円

← 横にスクロールできます →

国土交通省の試算では、2,500万円の住宅を新築した場合、固定資産税の減額で負担が軽くなります。軽くなる額は、3年間で約27万円です。

住宅ローン減税住宅ローン控除住宅ローンを組んで家を買うと、年末のローン残高に応じて、所得税などが一定の期間安くなる制度です。は、住宅ローンを組んで家を買うと、年末のローン残高に応じて所得税などが一定期間安くなる制度です。実際にいくら戻るかは、年収や借入額で変わります。

個別の判断は、税務署や税理士、住宅ローンの窓口に相談してください。

要するに、制度は「使えるかどうか」を相談先で確かめれば十分で、今ぜんぶ覚えなくて大丈夫です。

次にやること

総額の幅 → 土地の広さ → 複数社の比較、の順に進めれば迷いません。

1 2 3 総額の幅を出す 建蔽率を確かめる 資金計画を比べる

① 今の貯金と家賃から、出せる総額を決める。 目安表を見て、希望の坪数なら坪単価いくらまで収まるかを確かめます。

② 気になる土地や今の家の建ぺい率を調べる。 市区町村の都市計画図で調べて、平屋が入る広さかを計算します。

③ 同じ条件で2〜3社に間取りと資金計画を頼む。 タウンライフ家づくりの平屋ページや家づくり相談所を使い、手元の試算と並べて比べます。

ここまで済めば、展示場に行っても数字に振り回されずに話を聞けます。あせらず、ひとつずつで大丈夫ですよ。

出典を見る