ACC /Ａ．Ｃ．Ｃ．勉強会

Ａ．Ｃ．Ｃ．定例勉強会

『強度不足報道から学ぶこと』
－建築紛争に巻き込まれないためには－

最近の報道は「建物の強度不足」に多くの時間を費やしている事は間違いない様に思います。特に私達建築を生業とする者にとっては、耳が痛い話ばかりです。私達の勉強会の中でも｢伝統構法｣の話を多く行っています。今まで職人さんの｢勘｣や｢慣習｣に頼ってきた事が、今ではかなりの部分でデータや計算で裏づけられる様になってきました。しかし、よく考えてみると｢いいあんばい｣で出来る事を裏づけが取れるとなった以上は、それに見合う責任も（個人にも社会にも）より重くなって行く事になります。今、｢伝統構法｣を進めて行く事は残念ながら「アカデミック」なところに挑戦する事になります。そのアカデミックなところと「欠陥」とは紙一重にあるように思えます。それへの恐怖が踏み出せない一歩になっているのが今の皆さんの気持ちではないでしょうか。慎重になるのは大切ですが一歩が出ないのも時期を逃します。今回お話して頂く寺西さんは、A.C.Cの会員さんで『欠陥住宅を作らない住宅設計者の会』で活躍している建築家です。活動の中から色々なロケーションで建築やすまいのトラブルをご覧になっています。私達もそんなトラブルの当事者にならない「布石」に今回の勉強会を企画しました。
是非、皆様も万障お繰合わせの上、御参加頂きますよう御案内申し上げます。

内　　容　：１．耐震偽造事件は対岸の火事ではない２．欠陥住宅問題の基本知識３．ハウスメーカーの実態４．建築紛争を回避するには５．第三者検査について６．その他

講　　師：	寺西　利行　氏　寺西利行建築設計室　代表欠陥住宅を作らない住宅設計者の会　理事
進　　行：	前田　寛治　氏　前田建築事務所　代表
日　　時：	平成18年6月12日（月）19:00～21:00
会　　費：	\５００（学生・会員は無料） ※出来ましたら、つり銭のない様にご準備下さい。
場　　所：	TOTO名古屋ショールーム　マルチスペース〒460-0008 名古屋市中区栄2-3-1 名古屋広小路ビルジング　Ｂ１階 052-201-0220
問い合せ：	Ａ．Ｃ．Ｃ．事務局　（東海林建築設計事務所内）名古屋市千種区新池町3-9-1 TEL/FAX 835-2721 <事務所移転の為変わりました> Email: info@tokairin.jp

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